エージェント経由で内定を辞退するときのポイント! 別の選択肢も

転職エージェントに紹介してもらった企業に内定をもらったけれど、内定した企業が自分の思っていたような企業ではなかったので辞退したいという方もいるでしょう。しかし、せっかく紹介してもらった求人を辞退することに抵抗感を覚える方もいるかもしれません。
そこでここでは、転職エージェント経由で貰った内定を辞退する際についてまとめていきます。

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エージェント経由の内定は辞退しても問題なし

前提として知っておきたいのが、エージェント経由で内定したとしても、内定承諾前であれば辞退しても問題はないということです。考えてみれば、複数の企業から内定をもらい、第2志望と第3志望の内定を辞退するのは当たり前のことです。そのため、辞退に抵抗感を覚える必要はありません。
もちろん、内定辞退はマナー違反というわけでもありませんし、法律に違反することもありません。むしろ、内定の辞退は法律に労働者の権利として定められています。ただし、内定承諾「後」の辞退はできません。なぜなら、内定承諾をした時点で企業は新入社員の受け入れ準備をはじめるからです。内定承諾後に辞退する場合は、最悪の場合損害賠償を請求される可能性も考えておきましょう。
そうでない場合、内定辞退という行為自体には一切問題がありません。

エージェントが何を言っても内定する権利は内定をもらった人のもの

内定を辞退する権利は、労働基準法に定められています。そこによると、「入社する2週間前までに辞退すれば、罪に問われずに内定を辞退することができる」としています。そのため、内定承諾をしていないのなら、転職エージェントが内定辞退を引き留められる道理は一切ありません。
よって、例えどんな言葉で引き留められたとしても、気にせず内定を辞退したい、という意志を伝えましょう。もちろん、エージェントの言葉に耳を貸すかどうかは自分次第ですが、脅し紛いのことをされた場合は、「内定を辞退する権利は自分にある」ということを思い出してください。

どうしても受け入れてくれないのならエージェントを管轄する企業に直接問い合わせましょう

転職エージェント側も、ノルマに追われていたり、企業側に圧力をかけられたりしていて、内定辞退を出来るのなら受け入れたくないという事情があります。そのため、何らかの手段を講じて、内定の辞退を受け入れないようにするエージェントもいるようです。
しかし、内定を辞退する権利は保証されているので、エージェント側が何をしても、内定の辞退を止める権利はありません。もしどうしても取り合ってくれない場合は、エージェントを管轄している企業に直接問い合わせて内定辞退をしてもらいましょう。

内定辞退するときの流れとエージェントへの連絡方法

内定の辞退が労働者の権利だとはいっても、やはりお世話になったエージェントに辞退の申し入れをするのは心苦しいかもしれません。しかし、ずるずると内定承諾の期間を引き延ばし続けていると、エージェントと企業の両方に迷惑がかかります。よって、以下の方法でなるべく早く辞退の意志を伝えましょう。

内定辞退の申し入れはメールか電話で

内定辞退の申し入れは、メールか電話で行います。メールの場合は、「辞退したいという意志」「理由」「謝罪の意志」の3つを伝えれば、しかるべき手続きを取ってもらえるでしょう。電話の場合でも基本は同じです。ただ、その場で説得される可能性が高いので、はっきりとした口調と強い意志を持って内定辞退の申し入れをしましょう。
内定を辞退するのなら、出来る限り早いタイミングで意志を伝えることが重要なので、メールだと確認するために時間差が生じる可能性があります。そのため、可能ならば電話口で意志を伝えたほうがいいでしょう。

謝罪の意と理由を伝える

メールでも電話でも、誠意を持った形で辞退をしましょう。特に、そのエージェント以外で内定を決めた場合は、申し訳ないという気持ちを伝えて、誠実な文章を心掛けてください。内定エージェントの方もプロなので、むき出しの感情をぶつけられるということはないと思いますが、それでもお互いに気分よく内定を辞退するため、誠実な気持ちを持って辞退の意志を伝えましょう。
加えて、なぜ内定を辞退するのか、その理由も伝えてください。特に今後も同じエージェントを利用するつもりであれば、辞退の理由を伝えたほうがいいえしょう。なぜなら、理由を伝えることで、辞退の理由に該当するような求人を紹介しなくなるからです。エージェントも何度も辞退の意志を伝えるのは嫌なので、今後紹介する仕事は、辞退の理由を考慮したものになります。

今後も同じエージェントを利用するかも付け加える

メールか電話の最後に、今後も同じエージェントを利用するかどうかを付け加えましょう。もし利用を停止する場合は、これまでよくしてくれたお礼を言い、その転職エージェントから就職できなかったことに軽く謝罪の意志を示して連絡を終えましょう。
逆に、これからも同じエージェントを利用する場合は、今後の展望と、これからもお願いしたいという気持ちを伝え、そして最後にもう一度、内定を辞退することに対する謝罪の意志を伝えましょう。こうすることで、お互いに心証を悪くしないまま、今後も付き合うことができるのです。

エージェント経由の内定を辞退するときのポイント

転職エージェントに内定辞退の意志を伝えたら、あとは待つだけです。企業に連絡し、紹介した転職者が内定を辞退したということを伝えるのは、転職エージェントの役割です。しかし、転職希望者のやることが少ないだけで、内定の辞退は多くの人に影響を及ぼします。そのため、内定を辞退するときはいくつかのポイントを意識して、なるべく多くの人に迷惑を及ばないようにしましょう。
具体的に意識するべきポイントは、以下の3つです。

早め早めの連絡を

絶対に意識すべきことが、辞退を伝えるのなら連絡は早いほうがいいということです。面接前に辞退が決まったのならその時点で、一次面接の結果が来た段階で辞退したいと思ったのならその時点で、というように、とにかく早めの連絡を心掛けましょう。
内定を辞退する時期が遅くなればなるほど、周囲にかかる迷惑は相対的に大きくなります。辞退したいと感じた時点で辞退することで、周囲への迷惑を出来る限り小さく抑えられるのです。転職エージェントの方も、内定辞退の連絡をするために時間を使うので、そういう意味でも、辞退の連絡は早くしたほうがいいでしょう。

企業への直接連絡は控える

転職エージェントが話しづらい人だった場合、転職エージェントを介さず、企業に直接内定辞退の連絡を入れてしまおうと思う方もいるかもしれません。しかし、それはビジネスマナー違反です。転職エージェント経由で申し込んだのなら、辞退も転職エージェント経由で行いましょう。
企業に直接連絡を取ってしまうと、問題がややこしい方向に派生してしまいかねません。場合によっては、トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。最悪の場合、そのややこしいトラブルに自分がまきこまれる可能性もあるのです。よって、企業へ直接連絡は控えましょう。
どうしても担当している方と連絡したくないという場合は、管轄している企業に直接内定辞退の申し入れをしてください。こうすることで、担当者を介さずに内定の辞退ができます。もちろんその場合も、謝罪の意志を忘れないようにしてください。

迷っているのなら相談もしてみる

衝動的に内定を辞退してしまうという方もいると思います。例えば、友達にその会社は辞めたほうがいいと否定された場合や、パソコンで調べてみたら否定的な口コミが多くあった、もしくは業種辞退に嫌気がさしたなど、一時的な情報で辞退を申し出てしまうこともあるでしょう。
もし、内定を辞退すべきか迷っているのなら、エージェントに相談してみてください。一般的に、内定の承諾は2週間以内に出せば問題ありません。よって、エージェントに情報を集めてもらい、それを見た上であらためて検討するのも手段のひとつです。特に他に行く場所がない場合は、真剣に検討しましょう。

内定辞退をするのではなく、エージェント経由で内定の承諾を待ってもらうという選択肢も

第1志望の面接結果が来るのが遅く、それを待ちたいから内定を辞退したいというシチュエーションに陥ることは少なくありません。もしその場合は、企業に内定の承諾を待ってもらうことができないかどうか、掛け合ってみましょう。
そのためには、もちろんエージェントに相談してみてください。この際、「なぜ内定承諾を待ってもらいたいのか」ということを伝えましょう。よくある理由は、「家族や親類と相談した上で決めたい」「転職をよく検討したい」「他社の合否を見てから決めたい」といったものです。
正直に理由を話すかどうか、そういった点を含めて転職エージェントに相談してみてください。ただ、内定の保留をするかどうかは、企業の判断次第です。場合によっては、保留を依頼した時点で入社の意志なしと判断され、内定取り消しになってしまうかもしれません。
そのため、内定の保留を依頼するときは入社の意思自体はあるということと、いつまでに返事は出すという期限を同時に伝えるようにしましょう。

まとめ

転職エージェント経由の内定を辞退することは可能です。ただし、転職エージェントにも企業にも迷惑がかかるので、内定を辞退するときは出来る限り早めに意志を伝えるようにしましょう。また、迷っている場合は相談をすることも大切です。
転職エージェントに辞退を申し入れるときは、メールか電話で行ってください。その際、本当に内定を辞退すべきか、再検討しましょう。大切なのは、自分が納得の行く就職をすることです。内定を辞退するときもしっかりと意識しましょう。

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