採用されやすい業界を把握して転職を成功させよう

転職先は将来性を見極めて慎重に選択する必要があるといわれていますが、自分でリサーチするのは困難と感じている人もいるでしょう。今回はそんな悩みを少しでも解決できるよう、転職しやすい業界についてお話していきたいと思います。

様々な情勢をもとに、転職しやすい業界の中でもどのような企業や職種を選んだら良いのか検討してみましょう。

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転職しやすい業界とは

有効求人倍率が高い業界は転職しやすいといわれています。有効求人倍率が高いということは、企業からの求人件数に対して転職希望者が少ないということです。人気のある転職先と比較して、採用される可能性が高い業界といえるでしょう。

求人倍率は、厚生労働省が業界や職種別に発表している統計データのほか、転職関連のサービスを提供している企業が独自に集計を発表しています。希望の業界や職種が決まっていないという人は、求人倍率を元に転職先を検討してみるのも良いでしょう。

ただし、転職者が少ないというのはそれなりに理由があります。
労働環境が厳しかったり、年収が低かったり、業界の将来性が心配されていたりする場合もあります。求人倍率と合わせて業界の離職率を確認しておくなど、その他のリサーチも欠かさずに行った上で、転職先を検討することをおすすめします。

求人倍率が高い業界のほか、定期的に積極採用を行っている業界は、転職しやすいといわれています。特に、営業職であれば、不動産業界や生命保険業界、インターネット業界など、継続的に求人を行っている傾向があります。

ただし、定期的に積極採用を行っている業界は、間口が広い分入社後の競争率は高くなります。転職はしやすいがその後のキャリアアップが困難になる、もしくは職務内容についていけなくなるなどの問題もあります。転職してから後悔することのないよう、入社後のイメージもしっかりしておきましょう。

また、未経験を広く受け入れている業界も転職しやすいとされています。例えば、インターネットの急速な拡大により人手不足となっているIT業界や運輸業界、特殊なスキルを必要としていない製造業界のライン業務、未経験を積極的に行っている営業職の間口が大きい専門商社、入れ替わりの多い接客業、自動車業界のIT部門などがあります。

転職しやすい業界は、社会情勢とも深く結びついているので、経済ニュースや業界情勢などを日頃からチェックしておくと良いでしょう。

転職しやすい業界の選び方

転職しやすい業界というのは、転職活動を円滑に進めていく上で1つの魅力となりますが、評判が良くないなどのデメリットを持っている業界があるのも確かです。極力優良の転職先を見つけるには、選び方が肝心です。

転職先が優良であると思うかどうかは、個人が求めている条件にもよっても異なりますが、比較的成長性や将来性のある企業を選ぶと良いとされています。

例えば、Google、Amazon、リクルートライフスタイル、キーエンス、花王カスタマーマーケティング、伊藤忠商事、ファーストリテイリング、スターバックスコーヒージャパンなどの企業が成長性や将来性のある企業として注目を集めています。

成長している業界や企業は、業績が右肩上がりに拡大し、業務内容も急速に広がっているので、常に人手不足となっている傾向があります。求人も積極的に出しているので、比較的転職しやすいといえるでしょう。また、業績拡大に伴い管理職のポジションも増えます。早い段階で責任のある役割につける可能性も高いとされています。

特に、急成長をしているIT業界などは、慢性的に人手が不足しており、転職しやすい業界の1つであります。ただし、その中でも、将来性のある企業を選ぼうとすると人気が高く、さほど転職しやすいという訳ではなくなる場合もあるので、自分の中でどの程度の基準で転職先を選ぶか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。

業界や企業の増収増益などのキーワード検索や会社四季報などで連続増収増益企業を調べると成長業界や企業を探すことができます。また、ニュースなどで話題になっている新トピックを事業テーマにしている企業は成長可能性が高いとされています。

すでに成熟していると思われている業界でも、分野ごとにみると成長している場合もあります。幅広い視野を持ち、リサーチをしていきましょう。普段からニュースに目を通し、新しい動きをキャッチする習慣をつけておくとスムーズです。

求人倍率が高く、転職しやすい業界の中には、離職率が高い業界も多いです。入社してから後悔しないよう、業界や企業の平均勤続年数も把握しておくようにしましょう。

例えば、京阪電気鉄道、NTTコムウェア、東部鉄道、NECプラットフォームズ、富士通フロンテック、九州電力、中国電力、日本電気硝子などの企業は勤続年数が長いとされています。

平均勤続年数が長い企業は、教育制度が充実していたり、福利厚生や育休など、プライベートと仕事を両立させるための制度が整っていたりする傾向があります。平均勤続年数は、会社四季報などで確認することができるので、気になる業界や企業があれば調べてみましょう。

条件付きで転職しやすい業界

業界の中には、一定の条件を満たしていれば転職しやすくなるところもあります。

例えば、営業職。
人と話すことが得意であれば転職しやすい業界とされています。どんなに不況下でも営業の仕事はなくなることがないといわれており、機械に仕事を奪われる心配もありません。未経験を積極的に募集している上、長く働くことができるので安心して目指すことのできる業界の1つです。

地道な作業が得意としている人は、一般事務が転職しやすいでしょう。事務職は、PCスキルがあれば未経験でも採用される業界です。年齢が若ければさらに採用されやすくなるといわれています。

人事、広報、総務、企画、編集職は経験があれば転職しやすい業界です。多くの人が関わる営業や事務とは違い、経験値の高い人から採用される傾向にあります。キャリアアップを狙って転職をしたいという人にオススメです。

経理、貿易、法務職は知識があると転職しやすい業界です。例えば、経理であれば簿記や公認会計士、FASS検定の資格などがあると知識があることの証明となり転職しやすくなります。また、業界としては人手不足である傾向が強いので、経験がなくても資格を保有していれば転職できる可能性も高いといわれています。希望の職種に合わせて、業務に必要とされる資格な何か調べておくと良いでしょう。

開発や研究職は、知識はもちろん経験も必要とされる業界です。ただし、専門的な知識と経験を兼ね備えている人は少なく、求職者がさほど多くない業界であるのも確かです。同業種、同業界内であれば転職しやすいといわれています。

その他、建設業界や介護福祉業界のように仕事内容が重労働である業界は、深刻な人手不足に陥っており、未経験でも中途採用でも積極的に採用をしています。体力や運動神経に自信があり、危険察知能力が優れている人は転職しやすい業界です。

重労働という難点もありますが働きながら資格を取得するなどスキルアップを磨き、最終的には現場責任者などへキャリアアップを図れる業界でもあります。

自分の特技や経験、仕事で培ってきたスキルを条件に、転職しやすい業界はどこか検討してみましょう。

転職しやすい業界の共通点

転職しやすい業界には様々な理由があります。転職しやすいかどうかは、個人が何を条件として転職するかによって異なるのも確かです。転職がしやすいといっても選択肢が多くて困るという人もいるでしょう。そこで、参考までに、転職しやすい業界の共通点をまとめてみました。

転職しやすい業界の共通点は、実力主義、長時間労働、高い離職率、慢性的な人手不足があげられます。中には、そこに低収入や休日の少なさといった問題が加わる業界もあります。

しっかりと見極めて転職先を検討しないと、労働条件が悪かったり、業務内容についていけなかったりとミスマッチを起こしかねません。転職しやすい業界の中でも、成長性や将来性に期待できる業界を選ぶようにしましょう。

また、成長性や将来性以外に、中途採用比率の高い企業も中途採用にチャンスを与えてくれる可能性が高く、転職しやすいと判断できます。転職しやすさだけにとらわれず、幅広い視野を持って転職先を選ぶようにしましょう。

転職しやすい業界の中でもどの企業を選ぶか、自分一人で判断しきれないという人は、転職エージェントなどを活用し、キャリアアドバイザーに業界情勢を聞いたり、サポート受けるのも効率的です。

おわりに

転職しやすい業界かどうかは、大まかな傾向で判断することができますが、大切なのは自分に向いているかどうかです。転職しやすい業界だからといって未経験を積極的に採用している業界へ転職したとしても、入社後ミスマッチを起こしてキャリアに支障が出てしまっては本末転倒です。転職しやすい業界は、あくまでも目安として判断し、自分のキャリアプランを大切にするようにしましょう。

ポイントは以下の4つです。
・有効求人倍率が高い業界や定期的に積極採用を行っている企業は転職しやすい
・転職しやすい業界の中でも成長性や将来性に期待できる業界を選ぶようにする
・一定条件を満たしていれば転職しやすい業界となる場合もある
・転職しやすい業界にはデメリットも多く共通しているので注意が必要

転職しやすい業界には、デメリットも多く存在します。自分の求めている条件とあっているか、将来性や成長性は期待できる業界か、など自分の希望と業界の情勢が適しているかしっかり見極めるようにしましょう。幅広い視野を持ってリサーチすることが大切です。

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