ガクチカでは学業について書くのが本筋!【例文付き】

ガクチカとは「学生時代に最も力を注いだこと」の略で、エントリーシートの中でも要となる項目の一つです。

ガクチカでは学業について書くのが本筋ですが、ここでは例文も挙げながらガクチカの作成方法について詳しく見ていきましょう。

ガクチカが上手に描けていれば書類選考に通る確率が増しますので、億劫がらずにできるだけ早いうちに着手しておくことをおすすめします。

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ガクチカで学業をアピールする例

ガクチカは自己PRや志望動機と共にエントリーシートの柱を形成する項目ですが、「ガクチカがない」「何を書いたらいいかわからない」と途方に暮れる学生は多いものです。

内定を獲得した先輩方のガクチカを読んでみると、ゼミではゼミ長としてリーダーシップをとりながら活躍したとか、半年間の海外留学で充実した生活を送ることができたなど、輝かしい業績を記している人が多いものです。

ところが、現実には就活生全員がゼミ長に選ばれたわけではありませんし、半年間も海外留学をするのは経済的に無理な家庭もたくさんあります。

だからといって「自分にはガクチカに書くべきことがない」と悲観する必要はありません。

学業はすべての学生が勤しんでいるわけですから、ガクチカでは学業について書けばいいのです。

学業から学んだことをメインにしてガクチカを作成する

就活に際しては、学生がどんなことを勉強したかよりも学業を通してどんなことを学んだかが重視されます。

ですから、専門用語を交えた勉強の内容を事細かに説明するよりも、学業がどのように自分に役に立ったか、社会人としてスタートを切る際に学業を通して学んだことがどのように活用できるかという見解を重んじたガクチカを作成することをおすすめします。

ガクチカにはPREP法が効果的

採用担当者はガクチカの内容はもちろんですが、理論的な文章を書ける学生であるかどうかをチェックしています。

ですから構成案を十分に練った上で文章を展開するように心がけなければなりません。

ガクチカに好んで使われている文章のフォーマットに「PREP法」と呼ばれるものがあります。

PREPというのは「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ったもので、論理的で簡潔な文章を書く際によく使われます。

最初のPointには話の結論・趣旨を持ってきます。

「私は考古学のゼミに参加し、フィールドワークを通して文献研究だけでは得られない数多くの貴重な体験をすることができました」とガクチカの文頭に書けば、採用担当者には意味が明確に伝わります。

次のReasonは理由を説明する箇所ですから、なぜ考古学のゼミを選んだのか、なぜフィールドワークの必要性を感じたのかについて説明を行います。

3番目のExampleではフィールドワークによって貴重な体験を得た具体例を挙げて内容を膨らませます。

最後のPointでは最初に述べた結論を違う言葉で繰り返し、社会人として働いていく上でその結論がどのようにプラスになるかという文章でまとめます。

漠然と文章を書いて推敲するよりも、枠組みをしっかりさせれば驚くほど簡単にガクチカが書けることがわかると思います。

学業について魅力的に伝えるガクチカの例文

ガクチカに必要な文字数は300〜700字が大まかな目安ですが、「400字以内」と指定されている場合に200字程度しか記入しない学生がいます。

確かに400字「以内」ではありますが、あまり少ないと見ただけで選考に落とされてしまうことが多いので、少なくとも360字程度は埋めるようにしたいものです。

文章を書く習慣がない人にとって、400文字というのはかなりのボリュームに見えるかもしれませんが、起承転結の構成をしっかりさせてから書き始めると、案外字数をオーバーしてしまうものです。

STAR法もガクチカに向いている文章フォーマット

ガクチカを作成するのに向いている文章フォーマットとしては、もう一つ、「STAR法」と呼ばれるスタイルがあります。

STAR法は「Situation」「Target & Task」「Action」「Result」の4つの要素から構成されており、順を追って文章をつなげていけば読みやすいガクチカを作成することができるようになっています。

まずSituationでは、「どんなゼミに参加していたか」「ゼミでは何をしていたか」といった概要や状況を説明します。

次のTarget & Task(目標と課題)では、ゼミでどんな課題に取り組み、目標を達成するためにどんなことに力を注いだか、また、どのような役割や責任を果たしたかについて書きます。

STAR法では3番目のActionが最も重要な箇所で、ゼミというチームの中で自分がどんな役割を果たしたか、どのような行動をしたかを記述します。

企業というのはチームワークですから、採用担当者はその学生がチームにどのように貢献できるのか、どんな利益をもたらしてくれるのかを知りたがっています。

ですから、Actionの部分は特に推敲を重ねることをおすすめします。

最後のResultでは自分が起こしたActionによって得られた成果について書きます。

成果が周囲が自分に与えた影響についての考察文も入れれば、より奥の深いガクチカを作成することができます。

例えば、努力が実ってゼミが学生賞の優秀賞を受賞できた場合、ただ単に「◯◯優秀賞をいただくことができました」と書いて締めくくるだけでは物足りません。

「この経験を通じ、問題点を分析するだけではなくて、解決するためには具体的にどのような行動を起こしたらいいかを最後まで考え抜く力を身に付けることができました」と加えることで説得力が増します。

STAR法を使ったガクチカの例文

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私は話し下手だったので、ビジネスプラン大会に出場する機会の多いゼミに入りました。

プレゼン経験を経て場数をこなせばコミュニケーション力を身につけることができると思ったからです。

ゼミではディベート大会にも参加する機会を得、話す順序や説得力のある話し方を身につけることができました。

何度も人前で話す経験を繰り返したことによって、「あがりやすい」「説得力がない」という自分の弱みを克服することができました。
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ごくシンプルな構成ですから、落ち着いて取り組めば誰でも筋道の通ったわかりやすいガクチカを作成することが可能です。

学業ではなくてサークル活動で体験したことをガクチカに書きたい場合にも、同様の流れで書くことができます。

ガクチカで学業について書く際に参考になる例文

ガクチカの枠組みを作る方法は大体わかったけれど、文章の表現力が乏しくて今一つ納得がいかないのであれば、内定を獲得した先輩たちのガクチカ例文を閲覧して文章力を高めるのもおすすめです。

大学のキャリアセンターで資料を閲覧する

大学のキャリアセンターではトータルな就活支援を行なっていますが、先輩内定者が書いたガクチカを含むエントリーシートを閲覧できるところも多いので、大いに利用しましょう。

キャリアセンターは身近な機関であるにも関わらず、十二分に活用していない学生が多いのが現状です。

予約を入れておけばエントリーシートの添削まで行なってくれますので、足繁く通うようにするといいでしょう。

「unistyle」も就活生必読のサイト

「unistyle」は膨大な資料を閲覧できる就活支援サイトとして有名です。

会員登録しておけば常時、約3万8000件のエントリーシートや選考レポートを閲覧することができるようになっており、就活には非常に役に立ちます。

業界カテゴリやエントリーシート種類別(本選考・インターンなど)カテゴリなどから素早く読みたいエントリーシートを閲覧できるのもunistyleのメリットです。

質の高いガクチカが読める「就活ノート」

株式会社DYMが経営、254名の学生ライターが運営している「就活ノート」もおすすめです。

学生による学生のための就活情報サービスを展開している就活ノートでは2,000枚以上のエントリーシートを閲覧することができます。

扱っている枚数はそれほど多くないものの、選考を通過したエントリーシートのみが掲載されていますから、質の高さから言えば他のサイトを抜きん出ています。

会員登録を済ませたら、企業一覧から好みの企業を選び、「通過エントリーシート実例」をクリックします。

就活ノートでは資料を閲覧できる他、就活生が苦手としている「SPI練習」などで腕試しをすることもできます。

大手企業を狙うなら「ワンキャリア」

大手企業を狙っている人に有益な情報が数多く掲載されているのが「ワンキャリア」です。

ワンキャリアでは数多くの優良エントリーシートを閲覧できるだけではなく、ハイレベルの合同説明会情報なども入手することができます。

まとめ

ガクチカには「必ず学業について書かなければならない」という決まりは特にありませんから、ゼミだけにこだわる必要はありません。

インターンシップに参加した時の経験をもとにして文章を構成するのも悪くありませんし、学生時代に最も力を入れたのがアルバイトだという人は、そのことを素直に伝えれば好感の持てるガクチカを作成することができます。

要は、自分の人間性やものの考え方、トラブルがあった時の対処方法などが採用担当者の目を引くわけですから、何が何でも優等生のガクチカを書こうとする必要はありません。

ガクチカをきっかけに、自分のありのままの姿を今一度見直してみるのもいいものです。

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