ガクチカはこうやってアピール!【例文付き】

ほとんどの企業ではエントリーシートにガクチカを書く欄があります。

ガクチカの書き方がよくわからないという学生も多いのですが、先輩内定者のガクチカ例を読めばだいたいどんな内容で作成したらいいのかがわかると思います。

ガクチカは志望動機や自己PRと並んで、採用担当者が最も重視する項目の一つですから、何度も推敲を重ねてアピール力のある文章に仕上げることが大切です。

ここでは例文も挙げながら、ガクチカ作成の作法を見ていきましょう。

おすすめの就職サービス

ガクチカで要求されること【例文】

「ガクチカ(学生時代に最も力を注いだこと)」という言葉が使われ始めたのは2014年辺りと比較的最近のことです。

ガクチカに要求される文章の長さは400〜700文字程度が一般的ですが、文章を書くことに慣れてない学生にとっては結構長く感じられるボリュームです。

一気に書こうとするのは難しいので、構成を考えながら少しずつ細部を埋めていくといいでしょう。

企業はなぜガクチカを見たがるのか?

企業の採用担当者は、学生が大学生活で「何をしたか」が知りたいわけではなく、「問題と直面した時にどんな取り組みをするのか」「どのように解決していくのか」を知りたがっています。

選考というのは「自社に来てくれれば役に立つ学生」を選ぶ作業ですから、組織の一員となった時にどういった役割を果たせる人か、仕事に活かすことのできる強みを持っている人かどうかということが肝心になってきます。

企業内で活躍できるポテンシャルがある人かどうかが合格・不合格の基準となりますから、その辺を考慮しながらまずは自分の強みを箇条書きで書き出してみましょう。

就活に有利な強みというとすぐに思い浮かぶのが「コミュニケーション力がある」「リーダーシップがある」の2点ですが、企業側では協調性や責任感、向上心、そして忍耐力の有無をより重視する傾向があります。

いくらコミュニケーション力があっても、責任を持って与えられた業務を成し遂げる忍耐力と責任感がなければ頼れる存在とはみなされません。

自分の強みだけを書き出していくと自己PRとガクチカとの区別がつきにくいのですが、ガクチカではゼミやインターンシップなどでの経験と強みを組み合わせて文章を構成します。

サークル活動にポイントを置いたガクチカ【例文】

ーーーーー
私が学生時代に最も力を注いだことは、留学生支援サークルでの活動です。

留学生と知り合いになって話を聞いていくうちに、留学生の多くは何らかのサークルに入会したいと思っていることを知りましたが、彼らのほとんどは入会方法がわからず、諦めているという状況でした。

そこで、学内にあるすべてのサークルと連絡を取って受入可否も含めた「入部条件」を確認し、サークル情報を小冊子にまとめました。

その結果、20人を超す留学生が希望していたサークルに入会できたのです。

人が抱えている課題に着目し、自分が主体となって解決のお手伝いができたという貴重な経験をすることができました。
ーーーーー

ガクチカの具体的な書き方【例文】

ガクチカを書く際には、理論的でしかも簡潔な文章に仕上げることが大切です。

実際に書いてみるとわかるのですが、盛り込みたい内容をすべて書いていくと400字というのはかなり限られた文字数です。

結局、メモとして書き出したことの中から要点だけを抜き出してまとめることになりますが、この時に起承転結を意識した構成を心がけるようにしましょう。

ガクチカの場合、冒頭の「起」には文章の結論、趣旨を持ってきます。

採用担当者が一枚のエントリーシートを読むためにかける時間はわずかですから、出だしを読んだだけでどんな内容かがわかる文章だと評価されます。

逆に、展開がもたついていて最後まで読まないと意味がよくわからない文章では選考に残る確率は低くなってしまいます。

簡潔でわかりやすい文章が書けることも優れたビジネスマンに必須の要素ですから、就活の時期が近づいたら文章の書き方をマスターしておくことをおすすめします。

自己PRとガクチカの違いは明確にする

文章作法を心得ていない学生の場合、自己PRとガクチカがともすれば似たような文章になってしまいますが、これを防ぐために、ガクチカには「具体的な行動」を必ず入れるようにしましょう。

インターンシップやアルバイト、留学など、ガクチカに使える具体的な行動はたくさんありますから、これらを基にして自分のリアクションや気づき、学んだことを盛り込んでいけばそれだけで立派なガクチカができます。

成果は具体的な数値で表す

ガクチカのテーマにアルバイトを選んだ人は、「6ヶ月間の努力によって担当する商品の売り上げを伸ばすことができました」と書くよりも、「6ヶ月間努力した結果、担当している商品の売り上げを月50万円から100万円に伸ばすことができました」と書けば格段の説得力があります。

にポイントを置いたガクチカ【例文】

ーーーーー
私が学生時代に最も力を入れたことは、教員免許を取得するために勉強したことです。

通常の科目に加えて教員免許に必要な科目を受講する必要があるため、時間のやりくりが大変でしたが、おかげで時間を効率的に使って勉強するコツを会得しました。

大学3年時には中学校での教育実習がありましたが、生徒たちの前で授業をすることでひどく緊張し、声が震えたり板書がうまくできなかったりと生まれて初めての体験は散々な結果に終わりました。

担当の先生からは授業の様子のフィードバックをいただいたので、自宅で何度も復習を行ッタ他、苦手な板書をできるだけ避けるためにプリントを作成して次の授業で生徒たちに配りました。

2度目の授業では驚くほどリラックスすることができ、教育実習の最終日には生徒たちから「プリントの内容がおもしろくてわかりやすかったです」といったコメントの入った寄せ書きをもらいました。

苦手なことがあれば改善することの重要性と、行動力の大切さをこの経験から学びました。
ーーーーー

ガクチカの例文をテストしてみるのも一つのアイディア

ガクチカを書いてみたのはいいけれど、今一つ自信がない、第三者の意見を聞いてみたいと感じたら、スカウト型の求人サイトでガクチカをテストしてみるのも一つのアイディアです。

スカウト型の求人サイトというのは、掲載された求人案件に対して学生が応募するという形ではなく、逆に企業の方が学生のプロフィールを見てスカウトメールを送ってくるタイプの就活サイトです。

プロフィールは詳しく登録すればするほどスカウトの数が増えますが、自分の書いたガクチカにアピール力があるかどうかを判断する目安としても使うことができます。

企業からのスカウトがたくさん届くようであればガクチカに説得力があるということですし、スカウトがなかなか届かない場合にはガクチカを始めとするエントリーシート全体の見直しが必要だということがわかります。

ただし、同じスカウト型の求人サイトでも「一斉送信型」と「非一斉送信型」の2タイプがありますから気をつけなければなりません。

一斉送信型の求人サイトでは、ガクチカの良し悪しに関係なく登録しただけでスカウトメールが送られてくることがあるので、必ず非一斉送信型を採用している求人サイトを選ぶようにしてください。

「キミスカ」の評価は信頼できる

スカウトサイトの中でも特に信頼度が高いことで知られているのが「キミスカ」です。

キミスカは東京 西新宿に本拠を置く株式会社グローアップが運営しているサイトで、学歴が自分の写真、自己PR、ガクチカなどを登録しておくと企業側からスカウトメッセージが届くというサービスです。

キミスカのスカウトは「プラチナスカウト」「本気スカウト」「気になるスカウト」3段階に分かれており、届いたスカウトメッセージがプラチナスカウトと本気スカウトの場合には、登録してあるガクチカがかなり功を奏していると思って間違いありません。

登録学生が12万人を超える「OfferBox」

「OfferBox」は12万人を超える学生が登録しているスカウト型の就活サイトで、スカウト一斉配信の仕組みを設けておらず、オファーの送信数を制限していますので、OfferBox経由でスカウトメールが届いたら信頼ができると思って間違いありません。

OfferBoxではまた、「AnalyzeU+」と呼ばれる適性診断ツールも提供しており、自分の強みを客観的に判断することができますから、ガクチカ作成のための参考になります。

ガクチカを添削してくれるサイトを選ぶのもおすすめ

就活サイトの中にはガクチカを添削してくれるサービスを行っているところもあり、プロのアドバイザーの的確な指摘を受けることができますから、いくつかのサイトに登録しておくと便利です。

大学のキャリアセンターでもガクチカを添削してくれるだけではなく、専門家が作成にあたっての適切なアドバイスをしてくれますので、就活サイトと並行して利用することをおすすめします。

まとめ

わずか数百字のガクチカですが、心を込めて作成すれば、その熱意は必ず採用担当者に伝わりますから、様々なガクチカの例文を参考にして、後悔のない就活をするための役に立ててください。

数百字で自分を表現する訓練をしておくと、書類選考に合格して面接まで行った時も、採用担当者の自分を上手にアピールすることができるようになります。

面接ではガクチカや自己PRを見ながら質問を出してくる面接官も多いので、暗記するほどに自分の書いたガクチカにのめり込めば面接で必要以上に緊張する必要もありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。