誰でも間違いがないように、細かく最終確認をします。しかし、もしかしたら誤字があるまま提出してしまい、その後に誤字の存在に気づいてしまいかもしれません。完璧な状態で提出しなければならないエントリーシート。
提出後に間違いがあった場合の、企業側があなたに抱く印象や対処法をご紹介していきます。対処法が知っておいて損はないですが、使用する機会がないように注意しましょう。
- 1 エントリーシートの誤字で企業側にはどんな印象を与えてしまう?
- 2 エントリーシートに誤字が合った場合は不合格になってしまうの?
- 3 エントリーシートで誤字があるまま提出しない方がいい理由
- 4 特に誤字に気をつけた方がよい職業!エントリーシートから職種への適正が判断される
- 5 エントリーシートで誤字があるまま提出しないためにできること
- 6 エントリーシート記入中に誤字をしてしまった場合は?
- 7 エントリーシートの誤字を防ぐために、消せるボールペンは絶対に使用しない
- 8 エントリーシートで許容範囲とされている誤字数は?
- 9 提出後に発見!エントリーシートが誤字があるまま提出してしまった場合の対処法は?
- 10 エントリーシートの誤字は絶対にないほうがいい!小さなミスもしないように集中しよう
エントリーシートの誤字で企業側にはどんな印象を与えてしまう?
エントリーシートで誤字をしてしまってる部分にもよりますが、企業側はそこまで気にしていないケースが多いです。しかし、誤字が多すぎる場合は、確認や添削を行っていないエントリーシートなのではないかという判断が下ってもおかしくありません。異常に誤字が多すぎる場合は、悪い印象を与えてしまう可能性も高くなるでしょう。
文字を仕事とする職種の場合は、誤字はマイナスな評価になってしまう可能性もあります。業種に関わらず、企業の名前で誤字をしてしまうことは絶対に避けましょう。
エントリーシートに誤字が合った場合は不合格になってしまうの?
エントリーシートに誤字があったことで、不合格になってしまう可能性は少ないとされています。選考に落ちてしまった場合は、誤字により不採用になってしまったのではなく、エントリーシートの内容に問題があったとして、内容を見直しましょう。
エントリーシートで誤字があるまま提出しない方がいい理由
エントリーシートを提出したときに、誤字があっても選考に響かないならば、神経質に誤字を訂正しなくてはいいのでは…。という方もいらっしゃいますが、誤字は少なくとも間違いであるため、マイナスな評価です。誤字があるまま提出しない方がいい理由を解説していきます。
誤字が多すぎる場合は不採用に
選考には大きく関係しないと言われている誤字も、数が多すぎる場合は不採用になってしまってもおかしくありません。添削や自分自身での確認が行われているエントリーシートならば、誤字は多すぎることはおかしいでしょう。誤字があったとしても、少ないことが選考に影響しない条件になるでしょう。
また、冒頭でもお話ししたように、文字を仕事にしている職業の場合は、1つの誤字でも大きなマイナスになってしまう可能性があります。ライターや記者、事務の職業を志望する方は、より注意が必要です。
自分と同じようなレベルの学生で比較されたときに不利になってしまう可能性が高い
自分と同じレベルの学生で企業が採用に迷っている場合は、自然と細かい部分で相手の学生と比較されるでしょう。その小さな差が誤字です。誤字は丁寧で確実な仕事ができるのかを確認することができます。
仕事としても最後まで責任をもって、やり遂げられる人間なのかを表します。企業が選考であなたともう1人の学生と迷っていた場合、小さなミスで相手が選ばれるかもしれません。
添削を行っていない・適当に記入しているなどの評価に繋がることも
誤字があるということは、添削を行っていないエントリーシートと感じる可能性があります。添削では誤字も確認し、修正してくれるため多すぎる誤字には違和感を感じる企業が多いです。仕事に置き換えても、責任感がなく適当に仕事をしてしまう人間性と評価されてしまう可能性があります。
添削を行っていないエントリーシートは、客観性に欠けており、エントリーシートの完成度も低いことを理由に、採用されないケースが多いです。せっかく完成させたエントリーシートなら、誤字で誤解されないようにしましょう。
特に誤字に気をつけた方がよい職業!エントリーシートから職種への適正が判断される
一般的な企業よりも、気をつけた方が良い職業をご紹介していきます。
銀行員・金融機関
銀行員や金融機関で働いている方は、信頼が大切な職業です。間違いが多ければ、仕事で信頼を得ることができず、お金を扱わせることにも不安が生じてしまいます。文字を扱う仕事ではないですが、小さなことでも正確さを追求できるような人間性が求められる職業です。
多い誤字があるエントリーシートでは、適当な仕事をする人間と感じ取られ、不採用になってしまう可能性も高まるでしょう。
経理・事務
経理や事務は、企業では大きな仕事を任せられていないイメージが大きいかもしれませんが、細かい重要な仕事や税金・支払い関係など、失敗してはいけない仕事を行っている重要な職業です。
小さなミスが、取り返しのつかない大きな失敗に繋がることもあるため、企業を最悪のケースに追いやってしまう可能性もあるほど、責任感の試される職業です。特に、経理の仕事は数字を扱う仕事が多く、金銭が関わってくるので誤字による間違いは許されません。
ライター
ライターは、文字を仕事にしている職業です。正確さや文章の上手さも、ライターの仕事に合っているのか判断される可能性が高いでしょう。ライターと同じく、広告代理店なども時代に沿って次々と、文章を考えていくような仕事です。
ライター・広告代理店は、上手な言い回しや流行への敏感さが重要な職業ですが、大まかな仕事内容は「執筆」。書き仕事である以上、エントリーシートでの誤字はマイナス評価が大きくなるでしょう。
記者・校閲
雑誌・新聞など、情報を執筆する仕事は、正確さが求められます。それに伴い、校閲や校正スタッフは、さらに間違いがないか確認する仕事です。間違いがあってはならない職業なので、エントリーシートでも洞察力や確認能力などの適正を見られる可能性が高いです。
近年では、ネットで記事を作成している企業も多く、ネット記事を校正する職業にも正確さが求められています。
エントリーシートで誤字があるまま提出しないためにできること
エントリーシートで、誤字をしないために自分で工夫できることをご紹介していきます。誤字は、どんなに頭がいい人や正確さや売りの方でも起こりうるミスです。自分は絶対大丈夫と思わずに、誤字をしないように注意する意識を常に持つようにしましょう。
時間に余裕をもってエントリーシートの記入をする
エントリーシートに誤字が多い方の特徴は「急いでいる方」が多いです。何度も完成したエントリーシートを確認できない環境にもなってしまいますし、自分が急いで記入することで必然的に誤字が多くなってしまいます。
できるだけ、提出日に余裕をもって、エントリーシートの記入を行うようにしましょう。
添削は必ず行う
添削は、必ず行わなければ基本的にエントリーシートは提出できないものと考えましょう。企業側でも、添削されていないエントリーシートは不採用にする可能性が高いです。添削は、エントリーシートに記入されている文章に客観的な視野での意見をプラスさせるだけではなく、誤字の間違いや文章の流れなども正しく導いてくれます。
添削をお願いする前にも、誤字の有無は確認することがマナーですが、それでも気づけなかった誤字を添削で指摘されるので、必ず注意して書き直すようにしましょう。
下書きを行う
エントリーシートに直接ボールペンで記入するのではなく、一度鉛筆やシャープペンシルで薄く下書きを行いましょう。下書きを行うことで、誤字をする可能性は限りなく低くなります。見映えでは、やはり一発でボールペンで書いた方がきれいかもしれませんが、どうしても誤字をしてしまう場合や、下書きで予防する方法が得策です。
エントリーシート記入中に誤字をしてしまった場合は?
エントリーシートの記入中の誤字をしてしまった場合は、どうしたらいいのでしょうか?修正することは可能なのか。それとも、書き直した方がいいのか。対処法を確認してみましょう。
修正テープや修正液は絶対に使用しない
誤字がある場合、エントリシートに修正テープや修正液は使用できません。二重線を引いて、書き直すことも行わないでください。結論、間違いがあれば「書き直す」のが常識です。
必ず失敗することを前提にして、コピーをとっておく
エントリーシートは、手元にもらうことができた時に少ない枚数しかないのが現状です。その場合に、練習用・本番用とコピーを取りますが、間違えてしまうことを想定して、多めにコピーをしておきましょう。
エントリーシートの誤字を防ぐために、消せるボールペンは絶対に使用しない
修正テープや修正液は使用NGです。消せるボールペンは、消してしまえば確かに白い修正の形跡は残りません。しかし、エントリーシートは企業に提出する重要な書類です。重要な書類に消すことができるボールペンは使用してはいけません。
書き換えられてしまうことを防ぐ意味合いもありますが、消せるボールペンの使用は企業に失礼です。
エントリーシートで許容範囲とされている誤字数は?
エントリーシート内で許容範囲とされている誤字数は【2~3個】です。一般的な企業であれば、このくらいの誤字数では影響がない傾向が高いです。【5個以上】誤字がある場合は、
少し適当な印象を与える可能性があるので注意しましょう。できれば【0個】であることが望ましいですし、間違いがないものとしてエントリーシートは見られているので努力しましょう。
提出後に発見!エントリーシートが誤字があるまま提出してしまった場合の対処法は?
提出後に誤字に気づいた場合、どうしたらいいのか対処法をご紹介していきます。少ない誤字数や文章や正確さを重要とする上記の職業では、対処する必要がない場合が多いです。上記の職業だった場合は、参考にしてみてください。
企業に直接電話して、エントリーシートの再提出をお願いする
エントリーシートを提出した企業に直接電話をして、誤字をしてしまった旨を伝えましょう。受け取ってはもらえないかもしれませんが、後日正しく書き直したエントリーシートを提出することを伝え、持参するようにしてください。
一般的にエントリーシートの締切日があるので、それ以降に提出するものは判断されない可能性もあります。ですが、誠意として面接日に正しいエントリーシートを提出することが大切です。
必ず電話で確認をとらずに、エントリーシートを送ることは失礼に当たるので、絶対に行わないようにしてください。
エントリーシートの誤字は絶対にないほうがいい!小さなミスもしないように集中しよう
エントリーシートに誤字があっても、気にしない企業が多く2~3個ならば、許容範囲であることがわかりました。しかし、完璧な状態が当たり前の書類が「エントリーシート」。これから仕事を任せるにあたって、責任感や正確さを判断されてもおかしくありません。
小さなミスもしないように集中して記入すること。そして、ミスを絶対に見逃さないようにチェックすることを心がけましょう。