【押さえておきたいポイント】インターンシップ面接

就活の一環として日本でもすっかり定着したインターンシップですが、インターンに参加するためには書類を提出した後に面接を受けなければなりません。

インターンシップだから申し込みさえすれば誰でも参加できると思い込んでいる人も多いようですが、実際には採用時と同様の流れで選考を受け、合格して初めてインターンに参加することができるのです。

ですから、参加したいインターンシップをいくつか探し、複数の企業にプレエントリーしておくのもひとつのアイディアです。

ここではインターンシップ面接に受かるためのポイントなどを見ていきましょう。

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インターンシップ面接に至るまでの流れ

インターンシップというのは、どこの企業でもだいたい年間を通じて開催されていますが、大学生が参加しやすい夏や冬に集中する傾向があります。

大手のインターンサイトが行なった調査によれば、大学生の約40%は7月から9月にかけて開催される夏のインターンシップに参加するという統計も出ています。

一方、1月から3月にかけて開催される冬のインターンシップに参加する学生は、就活の開始時期がスタートする前に業界の研究を目的としていることが多いようです。

希望のインターン先を探す

ますは、参加したいインターンシップを探すことから始めましょう。

インターンシップに関する情報は、就活サイトやインターンシップサイトで得ることもできますし、興味のある企業のホームページに詳細や申込方法が掲載されている場合もあります。

インターンシップ情報サイトの中には、専任のコンサルタントが在籍していてインターンシップ選びからサポートしてくれるところもありますので、上手に活用すれば思いがけず良い企業に巡り会える可能性もあります。

ほとんどのインターンシップサイトは無料で登録できますので、本格的な就活に入る前に早めに登録しておくと便利です。

インターンシップには1dayから2週間程度の短期のものと、3ヶ月以上の長期のものがありますが、数多くの企業の雰囲気をつかみたいというのであれば、短期のインターンにいくつか参加してみるのがおすすめです。

逆に一箇所に腰を据えて数ヶ月間実務を体験させてもらい、できればそのまま内定も取ってしまいたいと考える人には長期のインターンシップが適しています。

短期のインターンにするかそれとも長期にするか、どの業種を選ぶかなどを決めてから、検索を絞って条件に合う企業を見つけていきます。

長期インターンの場合には、必ず通いやすい立地かどうかを確認することが大切です。

せっかく申し込みをして面接に受かったとしても、場所が遠くて学業との兼ね合いがうまくいかずに途中でやめてしまうのはもったいないので、「通えるかどうか」を熟考してから申し込むようにしましょう。

参加したいインターンシップを見つけたら申し込みを行う

参加したいインターンシップが決まったら、申し込みを行います。

ほとんどの企業ではインターンシップ開催の約1ヶ月前で応募を締め切ることが多いので、申し込み時期を外さないようにしなければなりません。

本申し込みの他に「プレエントリー」制度を採用している企業もありますので、プレエントリーしておけば、インターンだけではなくて採用イベントの通知などもメールで受け取ることができるようになります。

申し込みの際には氏名やメールアドレスだけ入力すれば完了する企業もありますが、中にはWeb上でいくつか掲示される項目に答えなければならず、これが書類選考を兼ねていることもあります。

また、申し込みと同時にエントリーシートを作成しなければならない企業もあります。

申し込み時に記入しなければならない項目が多い企業ほど、学生の間での人気が高いと思っていいでしょう。

インターンシップ情報サイトから申し込む場合には、希望するインターン案件のサイトにある「応募ボタン」からそのまま申し込めることもありますので、上手に活用したいものです。

学生からの申し込みを受けた企業では担当者が選考を行い、次のステップである面接へと進みます。

稀に面接を行わずに選考だけで合格を出す企業もありますが、一応は面接の用意をしておいた方がいいでしょう。

面接の代わりにグループディスカッションが行われることもある

選考に通過すると、会社から面接の日時が指定されますが、学生1人に対して面接官が1〜3人の個人面接以外に集団面接が行われることもよくあります。

また、面接の代わりにグループディスカッションを行っている企業もあります。

グループディスカッションでは新事業の企画や時事、クライアントの課題解決などをテーマに設定し、4〜8人のグループで討議を行います。

グループディスカッションではどのような役割を果たしているか、チームにどのくらい貢献しているかなどといったその人の素質が見られますので、あまり気を張らずに自然体で参加し、自分の人柄を担当者にアピールするといいでしょう。

インターンシップ面接に適した服装

インターンシップ面接は本番の採用面接の予行演習のようなものですから、基本的には採用面接時に準じた服装で参加するのが無難です。

企業の方から「スーツ着用」「服装の指定なし」などと通知されることもありますが、特に何も言われない場合でも、インターンシップ先の企業の社員に間違えられても恥ずかしくない服装で面接に赴くことが重要です。

「スーツ着用」と指定された場合

企業側から「スーツ着用」と指定された場合には、黒か濃紺、または濃いグレーで、オーソドックスなデザインのスーツを選びます。

女性であればベージュなどの色を選んでもかまいませんし、パンツスーツでもスカートスーツでもどちらでもOKです。

スカートがタイトだと座った時に裾丈が上に上がってしまいますので、心持ち長めのスカートを選んだ方が無難です。

面接の場合には足元がかなり目立つことが多いので、靴や靴下の色にも十分注意し、目立ちすぎないようにすることが大切です。

女性はつま先が丸く、ヒールの高さが3cmから5cm程度の、安定感のあるパンプスがおすすめです。

スーツに合うパンプスや紳士靴はどうせ就活で必要になるアイテムですから、質のいいものを早めに1〜2足揃えておけば役に立ちます。

携帯用の靴磨きシートを持参して、会社に着いたら面接を受ける前に磨きをかけておけば万全です。

「私服着用」と指定された場合

「私服着用」と指定された場合は、上下揃いのスーツを着ていく必要はないといっても、「オフィスカジュアル」のラインは守るようにしなければなりません。

男性であればブレザーかジャケットにボタンダウンのシャツ、コットンのパンタロンなどで十分ですし、女性の場合もジャケットを着用すれば中はカットソーでもワンピースでも失礼にはなりません。

インターンシップは夏場に開催している企業が多いのですが、職場は冷房が効いていますので、男女共にジャケット着用は必須です。

「特に指定なし」の場合

特に指定がないというのは実は一番困るのですが、インターン先の企業の社員の服装を見て、大体同じようなものを着ていくのが無難と言えます。

時計などの小物も意外と目立つ

面接会場では頭のてっぺんから足の爪先までを子細に見られているわけですから、腕時計や鞄などといった小物の選び方も大切です。

最近は腕時計をしない人が増えていますが、面接中にスマホを鞄から取り出して時間を確認する動作は失礼ですから絶対にやらないようにしたいものです。

女性の場合、アクセサリーは全く着けないのも味気ない感じがしますので、目立たない短めのネックレスなどをするのはかまいません。

言うまでもないことですが、ジャラジャラ音がするものや大きめで派手なアクセサリーは避けることがポイントです。

インターンシップ面接で聞かれることの多い質問

インターンシップ面接では、よく聞かれる質問がだいたい決まっていますので、あらかじめ内容をまとめておいて、面接当日にまごつかないようにしたいものです。

必ず聞かれるのが志望動機と自己PR

面接に行くと必ず聞かれるのが、志望動機と自己 PRの2点です。

「なぜその企業のインターンに参加したいのか」という質問に対しては、「自分が就職を希望している業界・業種だから」「仕事内容に興味があるから」といった答えが適しています。

自己PRでは、学生生活で自分が力を入れていることについて担当者が興味を持ってもらえるように説明できれば満点です。

単に「粘り強い性格です」と言うだけではなく、「高校時代には柔道部で主将を務め、チームを率いて全国選手権大会にも出場した経験があります」と付け加えれば、担当者にも説得力のあるアピールをすることができます。

「何か質問はありますか?」と逆質問されたら

面接でよくあるのが、担当者から「何か質問はありますか?」と聞かれることです。

こんな時には「インターンシップ生にはどんなことを期待していますか?」と聞いてみるのもいいですし、「今まで仕事をしていてどんな時にうれしかったかを教えてください」というのもスマートな質問です。

まとめ

インターンシップは面接で受からなかったからといって一生を左右するような大げさなものではありませんが、面接を通過して参加できれば就活の上でも大きな自信を与えてくれます。

インターンシップのためにエントリーシートを作成することも採用試験のための準備として役に立ちますので、練習のつもりでいろいろと試行錯誤してみてください。

ありのままの自分をポジティブに表現できるようになれば、就活もうまく進めていくことができるでしょう。

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