お祈りメールをもらったら返信した方がいい?!

お祈りメールはできることであればもらいたくないものですが、もし受信してしまった場合は返信した方がいいのでしょうか?

お祈りメールというのは就活生よく使う言葉で、企業からの「不採用通知」のことです。

採用通知では、文面の最後の方で必ずと言っていいほど「今後の健闘をお祈りします」「今後益々のご活躍をお祈り申し上げます」などのように締めくくるので、採用通知にお祈りメールというあだ名がついたわけです。

お祈りメールをたくさんもらっている人は何度もお祈りされるので、「神に近づく」といった表現をすることもあります。

おすすめの就職サービス

お祈りメールには返信するべきか

お祈りメールを受け取った時に悩むのが、「返信すべきかどうか」、つまり逆お祈りメールを送るべきかどうかということですが、基本的には返信の必要はありません。

企業側からすれば、採用しない学生にお祈りメールを送ることで両者の関係は完全に終了するからです。

お祈りメールに使用される文面もテンプレートが出来ており、同じ文章のメールが何十人もの学生に送信されますから、お祈りメール自体に個人的な性格は全くありません。

とは言っても、ごく稀に返信しておいた方がいいケースが見受けられます。

誰かからの紹介を受けている場合

先輩OBや知り合いの紹介を受けて面接を受けたような場合には、礼を尽くすために返信をしておく方が無難です。

紹介してもらった先輩OBや知り合いにはまたどこでどうお世話になるか分かりませんから、丁寧な言葉で選考のために時間を割いてもらったことにお礼を言いましょう。

採用担当者に迷惑をかけた場合

面接当日遅刻をしてしまった、持っていかなければならない書類を忘れて採用担当者に迷惑をかけてしまったような場合も、そのことに簡単に触れたメールをお祈りメールに対して返信しておくのがマナーです。

最終選考まで残った場合

そしてもう一つ、お祈りメールに返信しておきたいのが最終選考まで残った場合です。

最終選考に残ったということは採用担当者の方でもあなたの顔を覚えてくれていますし、万が一内定者の中に辞退する人が出た時、丁寧で礼儀正しい返信メールを送ってあればあなたに内定が回ってくる可能性がゼロとは言えません。

再応募が可能な企業の場合

企業の中には、一度不採用通知をもらっても再応募できるところがあります。

ですから再応募する予定があるのなら、必ず逆お祈りメールを送っておくようにしましょう。

なぜ不採用になったかを知りたい場合

面接では確かに手応えがあったと思ったのにお祈りメールが届いてしまった場合、なぜ不採用になったかを返信メールで尋ねることもできます。

返事が来る可能性はほとんどありませんが、どうせ不採用が決まってしまっているのですから、ダメ元で聞いてみても悪くありません。

ただ、企業によっては「不採用の理由はいかなる場合もお答えできません」と明記されていますので、こういう企業には質問することは避けなければなりません。

お祈りメールに返信したからといってマイナスになることはない

お祈りメールには基本的に返信をしなくてもルールに反することはありませんが、返信したからといってマイナスになることはまずありません。

特に、お祈りメールの中に「あなたのこんな点が良かった」といったような個人的メッセージが含まれている場合には、むしろを返信しておいた方が気分的にもすっきりします。

お祈りメールを送られた企業の関連会社にもエントリーしている場合

お祈りメールを送られた企業の関連会社にエントリーしている場合、またはこれからエントリーしようとしている場合は返信メールを出しておくのがおすすめです。

企業内で関連会社とどういった繋がりがあるかわかりませんから、出しておいて悪いことはありません。

お祈りメールではなくてお祈り郵便が届いた場合

採用業務を効率化するためには非常に便利なメールですが、企業の中には採用通知を出すのにま未だに郵便を使っているところがあります。

お祈り郵便が届いた時は、わざわざ返事をする必要はないと思っていいでしょう。

お祈りメールに返信する際の注意点

自分のケースならお祈りメールに返信してもかまわないと判断した場合は、できるだけ早くメールを送ることが重要です。

お祈りメールを受信したら、できるだけその日のうちに逆お祈りメールを送るのがマナーです。

優秀なビジネスマンというのはメールを受け取ったら迅速に答える必要がありますから、それに習って、遅くとも24時間以内にはメールを返信しなければなりません。

メールを送る時間帯にも注意

逆お祈りメールを送る時間帯にも注意しましょう。

仕事のメールであってもスマホで受信する会社の場合には、メッセージと同様、瞬時にメールが相手に届きますから、夜遅くなど非常識な時間帯は避けるようにします。

件名には自分の名前を忘れずに

メールを毎日何十通も受け取る採用担当者の場合、件名を明確にしておかないと見逃されてしまうことがあります。

逆お祈りメールの件名には「ありがとうございました。」「選考のお礼」などと書いた後、大学名と学部、氏名を明記するか、返信機能を使って「Re:お祈りメールの件名」に大学名・氏名を加えて送信します。

逆お祈りメールの冒頭

冒頭に相手の会社名と採用担当者の所属・氏名を入れますが、「株式会社」などは「(株)」と略してしまうと失礼になります。

採用担当者の名前がわからない場合、あるいは担当者が複数の場合には「人事担当採用者様」とします。

文面は簡潔に、短めにまとめるのがコツ

お祈りメールが届く時期は、採用担当者は多忙を極めていますから、どうしても逆お祈りメールを送りたい時はできるだけ簡潔に短くまとめるようにします。

自分をアピールするために、長々と残念な気持ちを書き連ねても読み手に負担をかけるだけだということを忘れてはいけません。

逆お祈りメールに必ず含めたい要素

お祈りメールを受け取った時点では、採用担当者にお礼を言う気持ち人はとてもならないというのが正直なところだと思いますが、逆お祈りメールには必ず感謝を表す文章を含めるのがマナーです。

「先日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました」と書いておけば、選考に落ちたとはいえ、あなたの礼儀正しさは評価されます。

お祈りメールの返信【文例】

では実際に、お祈りメールに対してどのように返信をしたらいいのか、文例を見ていきましょう。

お祈りメールと同じく、逆お祈りメールもテンプレートが決まっている性質の文章ですから、それほど頭を悩ませて文章に凝る必要はありません。

逆お祈りメールの典型的な文例①

ーーーーー
株式会社◎◎◎◎
人事採用担当者様

お世話になっております。◯月◯日に、面接試験におうかがいした◯◯大学◯◯学部の△△△△と申します。

先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただいて本当に感謝しております。

私の力不足のため、残念にも不採用という結果になりましたが、今回の経験を活かし、今後も精一杯努力していく所存でおります。

迅速な面接結果のご送信、ありがとうございました。

今後の貴社のご繁栄を心よりお祈り申し上げております。

〇〇大学◯◯学部
△△△△
ーーーーー

逆お祈りメールのオーソドックスの文例②

ーーーーー
株式会社◎◎◎◎
人事担当者様

いつもお世話になっております。
◯月◯日に面接して頂いた◯◯大学◯◯学部の◯◯です。
わざわざご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

先日はご多忙のなか、面接のために貴重なお時間を割いていただき、心より感謝しております。

選考結果に関しましては誠に残念ではございますが、私の力不足を謙虚に受けとめるとともに、これからの就職活動のための貴重な体験として役立てていく所存でございます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

◯◯大学◯◯学部
△△△△
メールアドレス:xxx@xxxx.com
電話番号:000-0000-0000
ーーーーー

お祈りメールはサイレントよりもマシ?

お祈りメールを受信してショックを受け、就活を投げ出してしまいたくなった経験をした就活生は多いはずですが、中にはサイレントお祈りをされてしまうケースもあります。

サイレントというのは就活用語で「不採用を通知しない」という意味です。

志望者の多い企業となると合格者だけに採用通知メールを出し、不合格者にはサイレントでお祈りすることが多いのですが、お祈りメールをもらった方が気が楽か、それともサイレントの方がショックが少ないかは就活生によって意見が分かれるところです。

人事関連の調査機関が行なった調査によると、大企業の約4分の1はお祈りメールを出さずにサイレントで済ませています。

まとめ

就活を活発にすればするほど、お祈りメールを受け取る確率も高くなるものですが、お祈りメールを受け取っても落ち込まずに「この会社は私に合わなかっただけ」とポジティブな姿勢をキープすることが大切です。

何度選考や面接を受けてもお祈りメールしか届かない場合には、自分の目標を高く掲げすぎていることも考えられます。

人気企業や大企業しか頭にない人はいわゆる「大手病」にかかりやすいのですが、中堅の中小企業やベンチャー企業にも目を向けて、足が地についた就職活動をすることも大切です。

エントリーする企業選びで迷ったら、大学のキャリアセンターや就活サイトのアドバイザーに相談してみるのも一つの案です。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。