わかりやすい自己PRの作り方! 例をあげながら解説!

自己PRをする際、例を探す方は多いと思います。確かに、例を見つけて、それを参考に自己PRを作成することは大切です。しかし、いちいち例を見ながら自己PRを作成するのは時間がかかりますし、非効率なのは否めません。
よって、自己PRを作成するときは自分なりに自己PRの構造を理解し、その解析に則って自己PR文を解析すべきです。そこでここでは、自己PR文を簡単に作成できる方法を、例をあげながら解説していきます。

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自己PRは一定の順で! 例をあげながら解説

自己PR文を書くときは、大抵まっさらな欄に書くことになります。しかし、実際のところ、自己PR文には特定の順序が存在し、それに則って書いていくことで、誰でもわかりやすい自己PR文を書くことができるのです。
具体的に、自己PR文を書くのは「自分の長所」「それを補強するエピソード」「将来のビジョン」の3つの順番で書きましょう。この順番でそれぞれを検討しながら記載することにより、わかりやすく、それでいて説得力のある、魅力的な自己PR文を書けます。
この方式から外れても、魅力的な自己PR文を書くことは十分に可能です。しかし、話の着地点がわかりづらくなったり、余計に頭を使ったりするので、できるだけ前述した順番で自己PR文を書きましょう。

自分の長所を述べる

まずは、自己PRのメインとなる自分の長所をまとめてください。「私の長所は〇〇です」という一文だけで構いません。とにかく、自分の長所だと思うところをピックアップしましょう。
ただし、ここでピックアップする長所は「会社にとって意味のあるもの」でなければなりません。今から志望する企業から見て、その長所を魅力的に思うかどうか、という視点を持って選びましょう。
例をあげれば、「力がある」という長所は事務系の企業に対しては何のアピールポイントにもなりません。一方、引っ越し業者や介護法人などは、力があることはアピールポイントとして有効です。もちろんこれは極端な例ですが、長所をアピールするときは、このように「相手の企業にとって魅力的かどうか」という視点を欠かさないようにしましょう。

自分のエピソードを述べる

自分の長所を述べたら、それを補完するエピソードで自己PR文に説得力をつけましょう。エピソードとは、昔自分が行った行動、今行っている行動、具体的な実績など、自分が起こした行動と、それに伴う結果のことです。
前述した「力がある」という長所を補完したい場合は、バーベル上げを〇kgできる、大会で入賞したといったものが適切なエピソードになります。なお、このとき選出するエピソードはなるべく第三者にもすごさがわかりやすいものにしましょう。
そのために必要なのが、具体的な数字や地名です。例えば、リーダーシップをアピールするのに、「グループのリーダーになってプロジェクトを成功させた」というエピソードを紹介する場合のことを考えてください。
3人程度の元々仲が良いグループをまとめたのと、人種や宗教間の異なる15人程度のグループをまとめたのとでは、面接官が受ける印象が全く異なります。自己PRの場とは、端的にいえば「自分がどのくらいすごいのか」をアピールする場でもあるので、遠慮なく具体的な固有名詞や人数を出して、エピソードを披露しましょう。

将来のビジョンを述べる

最後に、将来のビジョンを述べて文章を締めくくります。将来のビジョンとは、「自分が実際に志望している企業に入社したら、紹介した長所を生かしてどう役に立つのか」という見通しのことです。
「リーダーシップ」という長所をアピールするのなら、「ゆくゆくは部下を引っ張っていけるような社員になりたい」といったビジョンを付け加えると、企業側にも「この人材を採用したときのビジョン」が見えるので、採用に前向きになれます。
そんなに先のことを想像できないという方もいるかもしれません。しかし、将来のビジョンを見通すことは企業に自分を売り込むために大切です。難しいかもしれませんが、自分の長所を最大限発揮したとき、企業に対してどのような貢献ができるか、という視点で将来のビジョンを考えてみるといいでしょう。

書きやすい自己PRの長所の例を紹介

「長所」は、多くの人が悩みやすい点です。この点がわからなければ自己PRを書けませんし、文章を組み立てることもできないからです。特に、自己評価が低い人に関しては自分の長所を探すこともできなければ、自己PRに昇華することも難しいと思います。
足並みを揃えることを是としてきた、いわゆる日本的な教育を受けてきた人にはこの傾向が強く、例え光るものを持っていたとしても、自分をアピールすることが苦手な人が多いようです。
そこでおすすめなのが、第三者に自分の良い所を探してもらう方法です。昔から付き合いのある人などに、「私の長所ってなんだと思う?」と聞いてみましょう。色々な人に聞けば、それだけ色々な答えが出てくると思います。
中には、自分の中で「絶対にそんなことはない」と思うような強みを言ってくる人もいるかもしれません。しかし、それも大切な意見です。なぜなら、そうした意見は「自分が一切自覚していなかった強み」だからです。例え、自分の思ってもみなかったことを言われたとしても、全否定せずに意見のひとつとして受け取り、「自分でも知らなかった強みがあったこと」を肯定的に受け止めましょう。
また、色々な人に自分の良い所を発掘してもらうことにより、自己肯定感を高めることもできます。こうすれば、自己PRをするのにも抵抗感がなくなり、より魅力的で自信あふれる自己PR文を書けるようになるでしょう。
ストレートに自分の長所を聞くのがどうしても恥ずかしい、あるいは自分の長所を聞けるような相手がいないという方は、自己診断ツールを使ってみるのもひとつの手です。自己診断ツールとは、就活サイトが運営している、いくつかの質問に答えることで自分の長所を見つけられるツールのことです。
もしくは、自分が目につくと思っている短所を長所に変換して考えるのも手です。例えば、「優柔不断」という短所があるのなら「思慮深い」「慎重」だという長所があるといえますし、「楽天家」だという短所があるのなら「ポジティブだ」という長所があるといえます。
このように、どんな人間にでも長所はあるはずです。例を挙げれば、「責任感がある」「向上心がある」「協調性がある」「行動力がある」「慎重に行動する」「負けず嫌いだ」「リーダーシップがある」といった長所は、多くの人に当てはまるものでしょう。

エピソードの書き方の例! 自分の過去を「棚卸し」しよう【自己PRに必須】

長所を決めたら、次はそれを補完するエピソードを記載しましょう。エピソードには「経験」と「実績」の2つがあります。経験とは、自分がしてきた何らかの体験を示します。例えば、部活で〇〇をしていた、何か勉強をしていた、アルバイトをしていたといった、これまで自分がしてきたこと全てを示して「経験」といえます。
一方「実績」とは、第三者に対して証明できる、自分の価値ある経験のことです。例えば、アルバイトの接客が話題を呼んで1日の利用客数が平均〇人増えたというようなものは、実績としてアピールできるでしょう。
この両方、もしくはいずれかをアピールすると、より魅力的なエピソードができあがります。
なお、新卒では実績はそれほど重視されませんが、転職の場合は実績のアピールが大切です。もし転職者として就活をしている場合は、過去自分が成し遂げた実績を思い返してみましょう。その中から、自分がアピールした長所に近しいものを選択して選んでみてください。

将来のビジョンの書き方の例! 自分がどう役立つかをまとめ【自己PR】

将来のビジョンを書くときは、自分がその会社に入社して実際に活躍している姿を想像します。「自己PRした長所を使って会社でどう活躍できるのか」を想像してみましょう。長所が具体的な実績の場合は、かなりわかりやすいビジョンを描けます。
例をあげれば、「英語が得意」だという長所を持っている場合は、「英語力を活かして海外展開の先鋒として活躍していく」姿が想像できるでしょう。もちろん、「海外との取引を担う」ことも将来のビジョンのひとつとして有用です。
実績が特にない場合の長所であっても、考えるのはそう難しくありません。例えば、「真面目なところ」が長所の場合は、「ミスなく仕事を進め、ひとつひとつの仕事をこなしていきたいです」と締めればいいでしょう。「リーダーシップを取れるところ」が長所なのであれば、「ゆくゆくは持ち前のリーダーシップを発揮して部下を引っ張り、率先して会社の展開の力になれる人材になりたいです」といったビジョンを持つといいでしょう。
このように、将来のビジョンを持って自己PRを締めることにより、好印象で自己PR文を締められます。特に、実績ではなく経験を持ってアピールする場合は、この一文が大切です。なぜなら、実績をアピールするのと異なり、経験のみでは、「その長所がどう役に立つのか」がわかりづらいからです。
よって、自分からどう役に立つのかを提案することにより、企業が採用したいと思えるような人材であることを印象付けられます。

まとめ

自己PR文は、ひとつひとつに対して例文を見ながら組み立てるよりも、その構造を把握し、構造に則った文章を組み立てるほうが楽です。特に就活生は複数の企業に応募するのが当たり前なので、できる限り構造を把握しておいたほうがいいでしょう。
魅力的な自己PR文の構造は、結論(長所)-理由(エピソード)-補足(将来のビジョン)の流れです。この流れさえ意識していれば、比較的楽に自己PR文を作成できます。自己PR文に悩んでいるという方は、ぜひ上述した流れを意識して自己PR文を作成してみてください。

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