就活は学生がどうしても通らなければならない関門ですが、就活サイトを利用すれば効率よく職場探しをしていくことができます。
就活サイトでは数多くの企業の情報をまとめて閲覧することができますから、希望する業界や職種がまだ決まっていない人も幅広い選択肢の中から求人募集情報を収集することができます。
ここでは就活におすすめのサイトをいくつか厳選していますので、参考にして後悔のない就職をするためのガイドにしてください。
新卒におすすめの就活サイト3選
就活サイトは新卒向け・既卒者向けなど、様々な種類がありますから、自分のニーズに合ったサイトを選ぶことが肝心です。
新卒の場合には4〜5箇所の就活サイトに登録しておく学生が多いようです。
登録はもちろん無料ですから、早いうちに登録しておいて有益な情報を得ることをおすすめします。
効率的な就活をしたいのなら、ぜひ登録しておきたい「JOBRASS新卒」
就活というのは精神的にも体力的にもハードなものですが、「JOBRASS新卒」のようなサイトを上手に活用できれば効率的に就職先の企業を探すことができます。
JOBRASS新卒に会員登録しておいて、プロフィール情報を充実させると企業からの特別なオファーを受けることができる他、就活に役立つセミナーやイベントに何度でも参加することができます。
JOBRASS新卒を運営しているアイデムは求人サイトや求人フリーペーパーを運営している会社として有名で、学生の4人に1人はこのサイトに登録して効果的な就活を行っています。
JOBRASS新卒に登録して診断テストを受けておけば、「新卒紹介オファー」「インターンオファー」「マッチングオファー」「スペシャルオファー」の4タイプのオファーを受けることができるようになります。
この中でもスペシャルオファーは内定に直結する可能性が高いので、プロフィール情報は丹念に入力しておくことが大切です。
上場企業の採用情報を多く取り扱っている「キャリタス就活」
どうせ就活をするなら上場企業を狙いたい、という学生の間で人気が高いのが「キャリタス就活」です。
2015年にサービスを開始したキャリタス就活ですが、当初は「日経就職ナビ」の名称で就活情報を提供していました。
日本経済新聞関連の会社DISCOが運営しているということもあり、企業側・学生側からの信頼感も高く、上場企業の採用情報が多いのがキャリタス就活の特徴です。
「キャリタス就活フォーラム」と呼ばれる合同企業説明会は年間に250回以上開催しており、毎年約20万人の学生が参加する一大イベントとなっています。
看護学生を対象とした「キャリタス看護」や福祉の仕事に就きたい学生のための「キャリタス福祉」などのサイトもDISCOが運営していますので、興味のある人は登録しておくことをおすすめします。
尚、キャリタス就活ではインターンシップ情報も数多く取り扱っていますので、本格的な就活が始まる前に視野を広げておきたい人は、ぜひ活用するようにしたいものです。
登録企業数の多い「マイナビ」もおすすめ
就活サイトは複数に会員登録しておくのがコツですが、登録企業数の多い「リクナビ」や「マイナビ」には登録しておいて損はありません。
マイナビは毎日新聞の関連会社で、24,000社以上の企業の募集案件を常時取り扱っています。
マイナビでは経験豊富なキャリアアドバイザーが綿密なカウンセリングを行い、それぞれの学生の可能性を最大限に引き出してくれます。
大企業や有名企業の非公開求人も数多く扱っていますので、条件の良い職場を探している学生にはおすすめです。
マイナビ新卒に登録しておけば就活セミナーや研修を受けることもできますし、書類・面接対策を受講して採用試験に備えることができます。
マイナビが開催する、社会人基礎力を伝えるための研修は経済産業省も推奨しています。
第二新卒におすすめの就活サイト2選
新卒で就職しても、3年以内に会社を辞める人の割合は約30%と言われています。
終身雇用が美徳とされてきた日本としては、30%の離職率というのは非常に高い数値ですが、その理由として考えられるのは企業とのミスマッチです。
企業側には特に過不足がなく、就職した側にも意欲や熱意があるのにも関わらず、3年以内で会社を辞めてしまうということは、会社の方向性や業務の内容が合っておらず、自分の才能を伸ばしきれないという可能性があります。
新卒で就職して3年以内に退職し、転職先を探す人は「第二新卒」と呼ばれていますが、最近では第二新卒の人を積極的に採用する企業も増えています。
最初に勤めた企業で既に社員研修を受けており、ビジネスマンとしての最低限の教育を済ませているのが第二新卒のメリットであることは企業側でも承知していますので、就活サイトを活用して上手に転職してほしいものです。
第二新卒に特化した就活サイト「Re就活」
第二新卒向けの求人情報を数多く扱っている就活サイトとして有名なのが「Re就活」です。
第二新卒の人は、実績やスキルが不十分なことが悩みの種ですが、Re就活であれば会員登録しておくだけで企業から直接スカウトメールが届きます。
株式会社「学情」が経営しているRe就活に累計で掲載された企業の数は10,000社以上、登録者数はなんと120万人にも上っており、未経験の分野でもサポートを受けながら転職することができます。
JR東日本や有名銀行などの求人募集もRe就活で扱っていますので、より良い条件の職場に転職したいという人にもおすすめです。
20代におすすめの就活サイト「マイナビジョブ20’s」
マイナビワークスが運営する「マイナビジョブ20’s」も第二新卒の人におすすめの就活サイトです。
マイナビジョブ20’sに会員登録すると、専任キャリアアドバイザーが個別キャリアカウンセリングを通して最適な企業を紹介してくれます。
応募手続きや面接日程の調整もすべてマイナビジョブ20’sが代行してくれますので、働きながら転職先を探している第二新卒の人は登録しておけば効率のいい転職をすることができます。
マイナビジョブ20’sが扱っている求人の中には、書類選考なしで直接面接に進める案件も数多くありますので、ストレスなく転職したい人には理想的な就活サイトということができます。
既卒者におすすめの就活サイト2選
既卒者というと、新卒・第二新卒と比較して就職が不利だというイメージが強いかもしれませんが、既卒者に特化した就活サイトを活用すれば就職先を探すのもそれほど難しいことではありません。
文部科学省が行った調査によれば、平成27年度における4年生大学の卒業者の就職率は72.6%でした。
大学を卒業した後、大学院や専門学校に進んだ学生は12%ですので、残りの15.4%が新卒で就職をしなかった既卒者ということになります。
既卒者は第二新卒と違って社員研修を受けた経験がないので、就職の際には不利と思われがちですが、就活サイトを活用することによって希望の企業に入社することができます。
既卒者が就職先を見つけやすい就活サイトをピックアップしましたので、参考にしてみてください。
既卒者におすすめの就活サイト「ハタラクティブ」
既卒者向けの求人が多い「ハタラクティブ」では、常時2,500件以上の求人を取り扱っています。
業種も商社からメーカー、IT・通信系と幅広いので、希望する求人を素早く見つけることができるのがハタラクティブの大きなメリットです。
上場企業の求人も豊富に取り揃えており、ハタラクティブ利用者の半数以上は上場企業に就職していますので、これまで就職したい企業に巡り会えなかった既卒者の人にはチャンスです。
ハタラクティブは手厚いサポートで定評がありますので、面接や書類作成に関してもしっかりとサポートを受けて、快適な就活をしてほしいものです。
内定率が高い「ウズキャリ既卒」
「ウズキャリ既卒」は既卒者の就活を徹底的に支援してくれる就活サイトとして人気があります。
サイト利用者の内定率が86%と非常に高いのがウズキャリ既卒の特徴で、入社後の定着率も95%と効率ですから、ウズキャリ既卒に任せれば企業とのミスマッチがほとんどないことがわかると思います。
ウズキャリ既卒では、初回に2時間もかけて綿密なカウンセリングを行うなど、他社の10倍もの時間をかけて就職活動を徹底的にサポートしてくれます。
ですから、「既卒者は就職に不利」と思い込まずにぜひ会員登録しておくことをおすすめします。
ブラック企業の求人を排除しているのもウズキャリ既卒の特徴なので、就職してから「こんなはずじゃなかった」と後悔することもありません。
面接や入社の日程調整もウズキャリ既卒がすべてやってくれますし、面接のフィードバックや入社後のアフターフォローも行なっていますから、ウズキャリ既卒に登録しておけば安心して就活をすることができます。
まとめ
晴れて大学生になったのはいいけれど、将来のことを考えると、できるだけ早いうちから就活準備を進めておいて内定を獲得した方が気楽な学生生活を送ることができます。
就活には大学のキャリアセンターを利用することもできますが、キャリアセンターでは限られた案件しか取り扱っていないことも多いので、数多くの企業の中から好みの職種を探したいという人は、就活サイトを活用するのが得策です。
就活サイトは無料で会員登録することができますし、中には専任のコンサルタントが付いて様々なサポートをしてくれるところもあります。